自然教育への想い
子どもの毎日は、あそびでできています。あそびから、たくさんのことを学んでいきます。とりわけ、自然の中でのあそびが、子どもたちの心とからだをたくましく成長させると私たちは考えています。種をまいて水をやれば芽が出る、動物の世話を続ければやがてなつく。そんな小さな出来事が子どもたちの五感を刺激します。見て、触れて、味わって、感じたことすべてが、成長の糧となるのです。
私たちは、そんな自然からの学びを目指して「体験型自然教育」に取り組んでいます。園庭や園舍、日々の園生活のすべてにおいて、自然に触れる場面をたくさん用意しています。とくに動物飼育や作物栽培は、自然や生命の神秘、手間をかけることの大切さやよろこびを教えてくれる良い教材です。また、年間70以上の季節行事でも、たくさんの驚きと感動を味わえるよう工夫をこらしています。